《準備編》

初めての南米一人旅。それも全て個人手配でバックパック一つで3週間かけて南米をぐるりと一周するので、何を準備したらいいか判らなかった。自分の経験を踏まえ、持って行って良かったもの、不要だった物など、今後行く人にために書き記します。

・スペイン語

持ち物ではありませんが、南米は英語が通じません。私はスペイン語を習って、簡単なあいさつや数字ぐらいは覚えていきました。タクシーやホテルでも全然英語が通じません。唯一ブラジルだけポルトガル語圏なのですが残りはすべてスペイン語なので、スペイン語優先で覚えたほうが良いです。あとは指さし会話帳はマストアイテムです。最終兵器ですね。

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・バックパック

大きさは土産をどれだけ買うか、宅急便をどれだけ使うかに関わってきます。私は一切宅急便は使わず、家族や会社用の土産を持ってきました。ただ、基本後半の国で買っていきましたので、服を捨てながら空いたスペースに土産を詰め込む戦法でなんとかやりくりしました。したがって、オスプレー・ソージョン25(60L)でなんとかぎりぎり行けました。80Lぐらいあったほうがもう少し余裕をもって入れれたのですが、60Lでも非常に重くボリビアの高度4000mでは酸素不足で60Lでもフラフラでした。このソージョンというモデルはバックパックにもなりますがタイヤが付いているのでキャリーバックにもなり、メチャクチャ便利でした。今回の旅行では90%以上キャリーバックとして転がし、背中にし背負ったのはエレベータの無いボロ宿ぐらいでした。

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・SIMフリースマホ

べつにキャリア(ドコモやau)でも良かったのですが、長い期間1日定額のコースだととんでもない金額になるので、海外用のSIM(トラベルSIMというメーカのやつ)を買っていきました。スマホ本体も家で使っているEdyやSuicaなどお財布携帯の機能があるものは、現地でなくすと大変なので、無くなっても良いように空っぽのSIMフリー携帯を旅行用に買いました。ただ、残念なことに音声もデータも南米で使えるはずだったのですが、結局データ通信が使えず音声通話しか使えませんでした。ただ、初めはGoogleマップが開けない!と焦っていましたが、WiFiのところでこれから行くところのデータを取り込んでいけば、電源を切らなければメモリーに地図データーは残っており、地図として使えることが判ったので、焦ったのは初めだけした。正直、音声通話は不要かと思いましたが、トラブル時にはあった方が心強いと思い付けました。ちなみにiphoneは狙われるので気を付けた方が良いです。私はマスキングテープでカモフラージュしてボロボロ感を演出してましたので大丈夫でした。私が帰国して1週間後、日本人がiphoneを奪われ追っかけたら殺されたという事件がありました。

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・服装

一般的ですが、重ね着が出来る物。特に南米は暑いイメージですが、4000m級のボリビアやウユニ塩湖、南極に近いパタゴニアは寒いです。私は夏から冬まで対応できる服装を持って行きましたが、基本捨てても良いボロボロの物を持って行き、現地で捨ててきました。下着類は4~5日に一回は洗面器で洗って使いまわしてました(洗濯石鹸&ハンガーは必須)。

・ワイヤーロック

基本、カバンなどは身に着けていなければ盗まれるという前提で、鍵をかけてワイヤーで家具等に括り付けておきました。

・歯ブラシ・歯磨きなどのアメニティー

基本ドミトリーは何も無いので持って行きましょう。中級以上のホテルでも無いところもちらほら。シャンプーや石鹼もあった方が良いです。

・ブラジルビザ

リオオリンピック時期以外は基本必要。特にイグアスは一般市民と混じってアルゼンチンと行き来すれば無くても行けると聞きますが、まぁ無駄時間を過ごさない為に取っておきましょう。現地のどこかの国で取れば安いらしいです。私は南米とかに強い大手ではない旅行業者に委託しました(17,680円)。自分で申請すると2回大使館に行く必要があり面倒です。特にコイン写真で取った写真が光の関係で背景が灰色っぽく写ったらしく1回目は却下されました。自分でやっていたらブチ切れてますね!

・黄熱病予防接種(イエローカード)

結局どこの入国審査でも提示は求められなかったのですが、効力が一生なのでやっておいて損はないです。11,180円なので一生効力があるのなら安い?

・カメラ

一眼レフ等は狙われるのでボロイ防水カメラを持って行きました。イグアスなど水びだしですし、スコールに逢うことも多々あり、防水をお勧めします。私はスマホ同様マスキングテープでボロボロ感を演出して乗り切りました。一人でフラフラと路線バスなどに乗って移動する人は特に要注意です。ピカピカの一眼やiphoneで行きたい人は団体旅行をおすすめします。

・米ドル

意外と現金が必要で何度も両替しました。国ごとでバラバラなので日本で両替すると手数料もバカバカしいので、米ドルで現地両替をしました。旅行によく行く人は為替の有利な時にある程度両替しておけば良いと思います。余っても次回別の国で使えます。下手したら、現地で両替なしに米ドルのまま払えるところもあります。さすが米ドル。強いわ~。

・財布

強盗用にダミーの財布を100均で買って持って行きましょう。そこに小銭を入れておき、有事の時は迷わずに進呈しましょう。あと、札はカバンなど色々なところに分散して隠しておきましょう。

・クレジットカード

1枚では心細いのでVISA,MASTERの2種類は持っておいた方が良いです。アメリカ系なのでMASTERが圧倒的に強い。あと海外旅行保険の内容をよく見ておきましょう。楽天カードは旅行に行く前に、旅行関係に何か使っておかないと効力を発生しないとか細かいルールがあります。各社の海外旅行保険のルールを確認しておきましょう。もし、保険機能が無い場合、下記のような比較サイトでしっかり調べて加入しておきましょう。思ったよりカードによってカバー範囲が違います。実際、確認せずに後で「カバーされていなかった」と問題になる話をよく聞ききます。


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・充電器&モバイルバッテリー

昨今色々バッテリーを消費する物が多いので、必需品です。ただ、飛行機の預け入れでひかっかる時があるので、航空会社のルールを確認しましょう。手荷物ならばどこもOK。



・コンセントアダプター&テーブルタップ

国によってコンセント形状が違いますが、一つの国でも2種類あり困った事がありました。ほとんどC型(丸穴2つ)かA型(日本タイプ)ですが、O型(ハの字)のところもなぜかありました。1個づつもっていても良いかと思います。あとはテーブルタップで5口とか増やせばよいのですが、電圧が違うので充電系のみにしましょう。日本の100V用テーブルタップで200V以上のドライヤーを使うとコードが溶けます。

・虫よけ

マチュピチュやイグアスは蚊が多くいます。現地のほうが強力なのですが、ちょっと怖いので日本から持って行きました。手荷物で持ち込めるように小ボトルタイプ(60ml)が便利です。私は未来蚊取りという電池で薬を散布するタイプやミサンガのような腕輪に虫よけが染み込ませているものも併用しました。おかげに全く刺されず帰国できました。ちなみにベッドにダニがいると嫌だったのでダニよけスプレーも持って行きました。

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・薬

風邪薬や頭痛薬、目薬やリップクリーム、絆創膏など一通り持って行きました。ただ、高山病対策だけはしていかなかったので、マチュピチュでワイナピチュ登山やボリビアでは非常にきつかったです。富士山で高山病でリタイアした人はこちらでも間違いなくなります。ダイアモックスという薬をかかりつけ医に処方してもらうのも手ですが、こればっかりは何とも言えません(高度を下げるのが最良の薬ですが・・・)。

・折りたたみ傘

意外と重たくかさばるので、途中で捨てたらスコールに逢ってずぶ濡れでした。まぁ、あった方が良いでしょう。周りも誰も傘は持っておらず、ずぶ濡れも南米らしくて良いという話はあります。。。


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