誰もは一度は目にしたことがある4人の歴代大統領の顔の彫刻のマウントラシュモア。実は、日本人は実際に見に行った人は少なく、どこにあるかもあまり知られていない。なぜなら、西海岸や東海岸からも遠く、ラスベガスからも遠い。アメリカに赴任すると決まったら、先輩から日本からの観光では行くことが無いだろうから絶対行くように強く勧められた場所。確かにアメリカ人はごったがえしていたが、日本人は皆無だった。
それにしても、アメリカ人のやることのスケールの大きさに圧倒される。天然の花崗岩の岩山を削り、14年の歳月をかけて作成。実はもっとやる予定だったが、資金難で中断中だとか。。。
このエリアはラピッドシティーを中心にマウントラシュモア、バッドランズ国立公園そしてちょっと足を延ばせばデビルスタワーもある。我々が行った時は、なんとハーレー乗りで知らない人間はいないと言われるハーレーの祭典「Sturgis Motorcycle Rally」のど真ん中で、ラピッドシティーの北側のスタージスという7000人程度の街に、全米から50万人から100万人集まってくるクレージーなお祭り。道路と言う道路はハーレーで埋め尽くされ、ラピッドシティーも大変なことになっていた。もし、あなたがハーレー乗りならば、このスタージスの期間に絶対に行くべきです。アメリカではスタージスに参加しないハーレー乗りは半人前とみなされるぐらいなのですよ!
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サウスダコタの荒野を走るとプレーリードックやバッファローに出迎えられ、突然地面がえぐれて月面のような風景に変わる。バッドランズ国立公園。地球とは思えない風景が続く。
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バッファローやプレーリードッグはいたるところにいる!!
地球上の風景とは思えない不思議な場所。
バッドランズの名前にピッタリな荒涼とした風景に圧倒!!!
なぜかここだけ黄色のイエローマウンズ。
野生動物も多い!間近に野生動物が見えて大興奮!!!
マウントラシュモラに対抗するように、1948年から製作中の完成すれば世界最大の彫刻になるクレージーホース・メモリアル。先住民のラコタ族の酋長が彫刻家コルチャックに、マウントラシュモラを超える彫刻を作ってほしいと依頼したことが始めりで、すでにコルチャックは死亡し、子供たちが受け継いでいるそうです。完成までまだまだ何十年もかかり、まさにクレージー。今のペースなら50年はかかるであろうとか。。。このビッグ事業を一家族がやっていて、政府の援助も断っているということで驚きます。
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この辺りはブラックヒルズと呼ばれる丘陵地で奇岩が多くあります。
自然豊かなカスター州立公園を抜け、ボックスワークと呼ばれるハチの巣状の方解石が多くみられるウィンドケイブ国立公園へ。
自然豊かで色々な動物が登場して、驚かせてくれる。
メチャクチャ水も綺麗で魚が丸見え。
これが方解石。世界で最も多くみられるのがここらしい。
マンモスサイトという博物館
最後は、映画「未知との遭遇」にも登場する、デビルスタワー。これもちょくちょく登場するが、なかなか実際に行く日本人は少ない。マグマが急に固まってこうなったとは言うが、なぜこんな形になるのか不思議。それも荒野の、ど真ん中に突然にょきにょきと生えている感じ。これまた異次元の風景。
一周周れる遊歩道がある。後ろからはこんな感じ。年間5000人ものロッククライマーが訪れるらしい。今のところ死者はゼロというから驚き!
夕日に映えるデビルスタワー。神々しい感じも受ける。
まさにパワースポットって感じですね。日本から行くならイエローストーンと組み合わせて、レンタカーでぐるりと回るのがいいかもしれませんね。