アメリカで「世界遺産と言えば？」「国立公園と言えば？」と問うと、グランドキャニオンよりも真っ先に「ヨセミテ」と答えるほど超メジャーな世界遺産。
ヨセミテは西海岸のシェラネバダ山脈の脇にあり、氷河によって大きくえぐられたU字峡のヨセミテバレーを中心とした国立公園です。
日本ではグランドキャニオンや自由の女神やナイアガラの滝のほうが有名ですね。。。ちなみにナイアガラの滝は世界遺産でも国立公園でもないのです。。。
そんなヨセミテは、なぜそんなに人気があるのでしょうか？
まずは、アメリカ人が大好きなトレッキングが沢山整備されており、それぞれ非常に充実しており、そのトレッキングの行く先からの眺めが素晴らしいのです。その達成感は半端なく、バスなどでチョロチョロっと回る日本人観光客では味わえません。セチネルドームトレイルやヨセミテ滝トレイルなど本当に素晴らしい。
ハーフドームが素晴らしい！
樂さ７４０ｍ世界、第５位のヨセミテ滝。日光 華厳の滝、那智の滝がミニチュアに感じます。スケールが全く違います。
高低差１０９５ｍの世界一の花こう岩の一枚岩のエルキャピタンがヨセミテバレーの入り口でお迎えです。桁違いのスケールに圧倒されます。ロッククライマーがいつもチャレンジしています。クライマーの貴方には、是非オススメです！
タフトポイントトレイルでは、エルキャピタンの目の前にドッカーンと出るのですが、なんと手すりも何もない絶壁の上で、「マジで落ちる」恐怖が・・・。アメリカの国立公園は全て自己責任で・・・ということで、全く手すりが無い。
ヨセミテにはバレービュー、トンネルビュー、グレーシャーポイントなど有名なビューポイントが有りますが、どれも絵葉書級に素晴らしい。まさに息をのむ風景です。
バレーの外側も見どころ満載です。タイオガロードのオルムステッドポイントでは、ツルツルの花こう岩が長い年月で氷河に削られてバレーを形成していることがよく分かります。氷河に削られ削られて出来た岩が転がっていますが、一つ一つがダンプトラックぐらいの大きさで、スケール感に圧倒されます。
山全体がツルツルの墓石と同じ花こう岩なんです。
そこに水が溜まって氷河湖があっちこちに。さらにヘッチーヘッチーでは以前はヨセミテバレーと同じ見事なバレーだったのが1923年にダムが作られ湖底に沈んでしまった。このことが、国立公園を整備させるきっかけになったそうです。
それにしても青い空、青い湖、灰色の岩肌がなんとも言えない風景です。
またマリポサグローブには世界最大の巨木のセコイア森が有ります。その中でも樹齢２７００年、直径8.7ｍの巨木もある。2700年前って…縄文時代でっせ。スケール感が全く違います！！
もちろん、ヨセミテバレーは動物たちの宝庫です。目の前に野生のシカや熊などが現れます。熊はちょっと危険ですが、鹿などは間近で見ることが出来ます。
そんなヨセミテのホテルやロッジを予約するのは一苦労で、1年前からいっぱいになってしまいます。でも、苦労して予約する価値はあります。朝目覚めと同時に窓を見たら目の前に野生動物がいるなんてことはしょっちゅうあります。ヨセミテバレーでのんびりと時間に追われずバカンスを楽しむアメリカ人は多いです。
ぜひ、そんなのんびりとした時間が取れたら、ぜひヨセミテに行ってみてください。きっと、素敵な発見が有りますよ！
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価格:19,798円 |
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